パリと南仏コートダジュールとイタリアとオリーブ農園と。

私のフランス生活を書いたブログです。初めはワーホリビザで1年、その内の2ヶ月程を南フランスのオリーブ農園で過ごし、8ヶ月程をパリで過ごしました。その後は日本に一旦戻りましたが、パリと日本とその他諸外国から南仏とイタリアの国境付近にあるパートナーのいるオリーブ農園を行き来している私の生活のブログです。

パリでもインフルエンザ流行中(パリで病院に行く。医者にかかる。)

ブログ一日一回更新目標...頑張ろう!

 

さて、昨日のブログで熱があったと書きましたが今日やっとドクターに会えて確認された(特にこれといった検査はなくホントにただ確認だけw)ところ、思ったとおりインフルエンザだったことが判明しました。最後にインフルにかかったのはいつだろう...覚えてる限り39度以上の熱が出たのは小学校高学年の夏以来です。そのときもインフルエンザだった....?のかな?(夏に?)

とにかく、それほど昔。体はけっこう丈夫な方だと思いますが今回は久々にガッツリとウイルスにやられた感がありました。日本でもインフルエンザが流行っている様ですがパリでも今年のインフルエンザは去年より強いとか。周りでもかかっている人の話をよく聞きます。

 

そこで今日の病院探し/医者体験についてご報告します。(これでまた一つ海外生活中の難関を突破しました。)

 

フランスはアメリカと同じような感じで一般外来は無く、緊急外来に行くか自分のかかりつけ医師の病院が空いてる時間に予約をとって行くか、の二択です。普通の外来というものが無いので高熱だろうが切り傷だろうが今すぐ診てもらいたい、手当てしてもらいたい時には緊急外来に行きます。もちろん割高です。

一般的にただの風邪などの場合はフランス人はみんな自分のかかりつけ医師というのを持っていて、その医師のいる医療機関(病院というより診療所みたいなところが多いらしい)の開いてる時間に予約を入れていかないとダメだそうです。

病院行かなきゃいけないレベルに具合悪いのにわざわざ予約して次の日とか週明けまで待つしかないなんてなんと面倒くさい。。。これに比べれば日本の病院のシステムはほんとに通いやすいですね〜。それはアメリカの時も実感しました。いいことです。

 

加入している海外保険にも確認しましたが(この作業がまた面倒臭いんですよね。長い間電話で待たされたりして)、近くにめぼしい医療機関がなかったので病院はあきらめ、こんなものを試しました。

SOS MEDECINS (フランス語)

SOS médecins Paris ile-de- France - au service du patient 24h sur 24 depuis 1966 - Bienvenue sur SOS médecins Paris Ile-de-France

 

フランス人の知人に聞いたところ、「かかりつけ医師がいないし急ぎで診てもらいたいならSOS Medecinsだよ」ということで、この機関(会社?)に電話しました。これは家に往診に来てもらえるサービスで、病院で何時間も待つこともないし(緊急外来ではえらい待たされる)、家まで来てくれるからすごく便利、ということで利用しました。ただ最大の難点はフランス語が出来ないと大変、ということです。。。。

流れは

ー>コールセンターに電話して予約(基本はフランス語)

ー>住所や電話番号、簡単な症状など必要事項を伝える

ー>大体1時間以内に医師が家のドアまで来てくれて家の中で往診を受ける。

ー>診断書/処方箋(て言ってもどっちもただの手書きの紙切れ)をもらい、受診料を払う

という形です。

 

まずコールセンター。最初は英語が出来る人と話していたはずなのに途中で切れてしまってその後全く電話がかかってこないのでこちらからかけ直したところ、次に出た人たちはフランス語しか話せない人か「お待ち下さい」と言われて待ったのにその後自動音声に切り替わって勝手に切れちゃうタイプの人か、のどちらか。大きいコールセンターであろうはずなのに英語を話す人は一人二人の様です。

何十分か待ったり何度もかけ直してみたりした結果、やっとあっちから電話がきてお医者さんの手配完了。

 

医師到着

キッチンに物を置いて即座に「で、用件は?」とぶっきらぼうに聞かれる。てっきりベッドルームまで来てくれて診療してくれるのかと思えばキッチンでそのまま始まりそうだったのでとりあえず奥へ案内。診察器で音を聞いて喉の腫れをみて(これすべて立ったままの行為。私の部屋なのに椅子に座らせてさえもらえない).....終了!!!

インフルエンザの「検査」をして欲しいから頼んだのに、電話でも「検査」が出来るって確認したのにそんなものは一切無かった、w 日本でも検査的なものはないんでしょうか?とりあえず症状からインフルエンザだと断定されて「こんな薬買いなさい、じゃあ85ユーロね」と、それで終わりにされそうになったので慌てて「診断書とあれとこれと。。。必要なんです」と海外保険会社からお金をもらうのに必要な書類の発行等を頼む。そうすると全て手書きで書かれた紙をよこされて「これで終わりだよ。じゃあ。」

と、ものの5分もいないで帰って行きましたた。それで85ユーロ。1万弱だよ。。。いい商売ですね。。。

 

テキパキとしてちゃんとした人っぽかったお医者さん。英語を話せる人だったので良かったけど愛想はないしこんにちはもありがとうもなく帰って行ったのであまりいい気はしませんでした。。。でもインフルエンザ流行っているので今はすごく混んでいるらしく、そういうこともあるでしょうが、それでも。。。ねえ。

 

そんなこんなで今日は初めてパリで医者にかかりました。忘れないうちに海外保険に返金手続きもしないと。適当な紙しかもらえなかったからちゃんと返金されるか心配です。でも絶対返してもらわないと。海外生活、もっと強くならねば。。。。!