パリと南仏コートダジュールとイタリアとオリーブ農園と。

私のフランス生活を書いたブログです。初めはワーホリビザで1年、その内の2ヶ月程を南フランスのオリーブ農園で過ごし、8ヶ月程をパリで過ごしました。その後は日本に一旦戻りましたが、パリと日本とその他諸外国から南仏とイタリアの国境付近にあるパートナーのいるオリーブ農園を行き来している私の生活のブログです。

パリの日曜日は全てお休み。(その他フランスで「休むこと」について)

木曜日に日曜の話でなんですが、パリでは基本どの店も日曜日はお休みです。電車、バス等は動いてますがその他はスーパーさえも閉まっています。

でもスーパーは閉まってるけどカフェは開いてる、っていう変な国です。。。それほどカフェは大事なんですね。パリの人には。興味深いですね!

 

スーパーは基本的に平日もあまり遅くまで開いていません。朝9時くらいに始まって夜8時くらいに閉まります。日本の様に24時間スーパーもなければコンビニの類も存在しません。洋服店なども日本では午後9時までが平均だと思いますが基本は夜7時か8時に閉まります。あまり便利ではないです。

 

でも、日曜日はどの店もほぼ必ずお休み=みんな働かなくていいということです!レストランも閉まっています。(稼ぎ時の週末に店を休むなんて日本では考えられないですよね!)だからフランスでは皆が日曜日は休めて家族と過ごせて、その点はとても良いと思います。日本はもちろん働き過ぎですよね。病欠や産休や有給もとりにくいし。。。

その点フランスはアメリカよりも更に働く人の権利が保障されていて、みんな休みはきちんととっています。雇う側もみんなが休みをとるのを当然の権利と考えているのが良い点だと思います。

 

例えばフランスでは夏には必ずバケーションがあります。フランスに限らず南ヨーロッパの国々(スペイン、イタリアなど)は皆同じ様ですが、3週間から長い人だと3ヶ月もバケーションに行きます。その間は店は張り紙をして「バケーションの為、○月●日から○月●日までお休みします。」とだけ貼って、あとはみんな休んでしまいます。まだ夏のパリを経験してませんがスーパーや洋服店なども閉まるのか、気になります。レストランは観光地スポットにあるもの以外は閉まる様です。

バケーションは冬にもあります。こっちはもうちょっと短い。クリスマス休暇といった感じで12月20日辺りから1月1日まで休みます。アメリカもクリスマスは休みですが前後に休みは少ないですよね。サンクスギビングがあって、その後仕事や学校が数週間あって、またクリスマスで何日か休む、といった感じ。逆にフランスでお正月は日本と違って文化的/宗教的に特別な意味はあまりないので年始すぐ始まります。

 

取れる人は春にもバケーションをとるようです。イースターのある4月の2週目は国民の休日で2,3日休みになるので皆それにくっつけて休むのでしょうか。

とにかく、バケーションが沢山あります。フランス人はバケーションの為に働いてる様なものなのだそうです。日本人が平日、週末の為に働いてる様な気分になるのと同じ感覚でしょうか。。。。(苦笑)

 

私は冬のバケーションは南フランスとスイスに行きましたがバケーション時期はやはり日本のゴールデンウィークやお盆と同じで電車/飛行機のチケットが激高でした。フランスでバケーション中の旅行に行かれる方は私の様に最後まで待たず、早め早めに各種チケットの予約をされることをお勧めします。。。